カセットテープ復活/録音
録音の準備ができたので、いよいよカセットテープからの録音です。
DOLBY
いざ、録音なんですが、ここで問題になるのが、取り込むカセットテープが、どのタイプのノイズリダクション(DOLBY)で録られているか、ということです。
V-2020Sは、DOLBY 「B」「C」「S」に対応しています。
カセットを録りためた時代は、「B」or「C」がメインだったので(「S」は無いとしても)「OFF」「B」「C」のどれで再生したらいいか。
テープのラベル等には、ノイズリダクションの記載欄があるのですが、ほとんど無記入なので、「ON」か「OFF」すらもわからない状況です。
結局、録音前に再生して、ヘッドフォンでモニターし、ノイズリダクションのスイッチを切り替えながら、どれが一番しっくりくるかを判断してタイプを決定します。

録音レベル
録音のレベル調整は、オーディオインターフェースの ピークLED が点くか点かないか、あたりに調整します。
(録音ソフトのレベルメーターでは、ピーク時、0dBをちょっと下回る程度に)
UR22C の入力ゲイン調整は、ボリュームノブを回して行うでの、微調整がやりにくいです。(スライダータイプのAudio I/F なら楽かも)
また、左右のバランスもみます。
カセット録音時に左右のバランスが偏っているケースもあるので、録音ソフトのバランス(パン)表示が大体中央になるように、左、右それぞれのノブを回して調整します。

音質
録音は、CDと同じ音質の、
- サンプリング周波数:44.1kHz
- 量子化ビット数:16bit
カセットのデジタル化サービスでも、44.1kHz/16bit が一般的なようです。
それに、もともと、CDから録音したものが多いので。
オリジナル音源のテープの場合は、
- サンプリング周波数:96kHz
- 量子化ビット数:32bit(Float)
ファイル保存
録音終了後は、テープの開始部、終了部の余分な無音部を削除して保存します。
今の段階では、曲単位の分割はせず、A面 or B面 丸ごとの1ファイルです。
保存フォーマットは、可逆圧縮の FLAC(レベル5) で保存します。
wav形式に比べて、6割近くのファイルサイズになるので、Diskの節約になります。
※オリジナルテープは、なんとなく、無圧縮のwav形式で保存しました。